トラルドのクリスマス10
街がクリスマスのお祝いに包まれる中、公園の片隅で二人は向き合っていました。
保健所エージェント「ついに追いつめたぞ、ワンワン」
ワンワン「クリスマスイブにまで仕事かよ。さびしい奴だな」
保健所エージェント「うるせえ! 神様なんていないんだよ。いるならなんで俺は不幸なんだよ」
ワンワン「いないのは神様じゃなくて恋人だろうが」
保健所エージェント「減らず口もそこまでだ。お前はもう保健所送りなんだからな!
俺からのクリスマスプレゼントだ!」
エージェントが網を振り上げました。
エージェントの顔はちゃんと描く気にならないというか描けないというか。